分析基準日:2026年2月17日時点
導入|「かわいい」企業で終わらない異変
サンリオ(8136)、言うまでもなくハローキティを中核とする世界的IPホルダーである。
だが今、市場が見ているのは“キャラクター企業”ではない。
異変の兆候
- 今週の売買代金ランキング上位常連
- 通常期を大きく上回る出来高急増
- 2月12日発表の2026年3月期業績予想の上方修正
SNS・掲示板では「強く買いたい」が優勢。
機関投資家のフローも観測され、短期筋だけでは説明がつかない。
問い
この上昇はイベントドリブンの短命相場か?
それとも、IP収益モデルへの構造的な再評価か?
▶ ポイント
- 市場テーマは「キャラクター」ではなく収益構造変化
- 売買代金急増=資金循環の中心化シグナル
直近の株価と需給動向
株価水準
- 株価:約5,400円前後(2/17時点)

直近1年間の日足に「売り枯れ買い枯れリバーサルシグナルv1.0」と独自のブレイクアウト・インジケーター「Range Breakout(株式用)」を乗せて、BUYとSELLシグナルを描出しています。
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騰落率(概算)
| 期間 | 騰落率 |
|---|---|
| 1ヶ月 | +約15〜20% |
| 3ヶ月 | +約30%前後 |
| 1年 | ▲約-10% |
| 3年 | +280%超 |
出来高
- 平常時比で2〜4倍水準
チャート解釈
- 急騰+出来高増 →
✔ 踏み上げ要素あり
✔ ただしIR裏付けのトレンド転換型上昇
投資家心理
- 短期筋:過熱警戒と利確圧力
- 中長期筋:業績モメンタム追随
▶ ポイント
- 単なるリバウンドではなく材料伴うトレンド発生
- 需給は強気優勢だが過熱帯入り
過去5年の業績推移|数字は物語を語っているか
| 期 | 売上高 | 営業利益 | 営業利益率 | EPS |
|---|---|---|---|---|
| 2023/03 | 726億円 | 132億円 | 18%前後 | — |
| 2024/03 | 999億円 | 269億円 | 27%前後 | 73円 |
| 2025/03 | 1,449億円 | 518億円 | 35%超 | 176円 |
| 2026/03(予) | 1,906億円 | 751億円 | 39%水準 | 215円 |
成長の質
- 数量増よりも
✔ ライセンス収益拡大
✔ 海外比率上昇
✔ 利益率の劇的改善
再評価ポイント
- 「売上回復企業」→
「高収益IP企業」への転換
▶ ポイント
- 利益率改善が最大の評価軸
- EPS成長=PER正当化材料
【特別章】2月12日発表「2026年3月期 上方修正」を徹底解剖
— なぜ市場はここまで強く反応したのか
■ 発表内容(要点整理)
サンリオ(8136)は2026年3月期通期業績予想の上方修正を発表。
| 指標 | 修正前 | 修正後 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | (従来予想) | 上方修正 | ↑ |
| 営業利益 | 約702億円 | 751億円 | +49億円 |
| 経常利益 | — | 増額修正 | ↑ |
| 当期純利益 | — | 増額修正 | ↑ |
| EPS | 約200円台前半 | 215円水準 | ↑ |
📌 単なる微調整ではなく、利益水準の明確な切り上げ。
■ 上方修正のドライバー分析
✔ ① 海外ライセンス収益の加速
- 北米・中国市場での版権収入が想定超過
- 物販依存ではない高利益率収益
➡ 営業利益率押上げの核心
✔ ② キャラクター需要の構造変化
- コラボ/限定IP展開がヒット
- 若年層+大人向け市場拡張
➡ 「流行」ではなく需要層の厚み拡大
✔ ③ コスト構造の改善
- 固定費効率化
- デジタル活用による販促効率向上
➡ 売上増以上に利益が伸びるレバレッジ構造
✔ ④ 為替効果(副次要因)
- 円安環境 → 海外収益の円換算押上げ
➡ ただし本質は実需の強さ
■ 市場が強く反応した理由
今回の上方修正は、単なる数字の更新ではない。
✔ 「評価軸の書き換え」が起きた
従来:
回復銘柄/キャラクター関連
修正後:
高収益グローバルIP企業
✔ EPS再評価トリガー
- EPS上振れ → PER低下圧力
- 「割高感の緩和」発生
➡ 株価上昇の理論的裏付け
✔ 機関投資家の行動変化
観測される特徴:
✔ 売買代金急増
✔ 押し目不在型上昇
✔ 高値追随フロー
➡ 短期筋では説明不能な資金流入
■ 需給面への影響
上方修正 × 株式分割 × 成長ストーリー
→ 三位一体で以下を誘発:
✔ 空売り買戻し
✔ モメンタム資金流入
✔ 長期資金の再配分
➡ 「踏み上げ+トレンド発生」複合相場
■ 注意すべき視点
⚠ 過熱と正当化の境界線
チェックポイント:
- EPS進捗率
- 次回決算での再上振れ有無
- 出来高の持続性
➡ 上方修正相場の寿命を決める核心
今回の上方修正は:
❌ 単なる業績改善
✅ 企業評価モデルの転換点
株価上昇の本質は、
✔ 利益率改善
✔ 海外収益の質
✔ EPS成長確度
にある。
▶ ポイントまとめ
- 上方修正は「材料」ではなく評価構造変化の宣言
- 株価急騰は需給+ファンダメンタルズの共振
- 持続性の判断軸=EPSトレンド維持
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財務とキャッシュフロー|耐久力評価
財務
- 自己資本比率:約65%
- 低負債体質
CF構造
- 営業CF:安定黒字
- 投資CF:成長投資継続
- 財務CF:株主還元余力あり
耐性
✔ 金利上昇:影響限定的
✔ 景気後退:ブランド収益で防御性
▶ ポイント
- IPモデルは固定費負担が軽く景気耐性高
事業セグメント分析|どこで稼ぐ?
主力
- ライセンス事業(利益の柱)
- 国内外物販
- テーマパーク
市場評価の焦点
✔ 海外ライセンス収益
✔ 北米・中国の拡大
未評価の芽
- デジタルIP展開
- メタバース/ゲーム連携
▶ ポイント
- 収益ドライバーは物販ではなく版権
競合比較|なぜサンリオなのか
| 企業 | 特徴 | 収益モデル |
|---|---|---|
| サンリオ | IP特化 | 高利益率 |
| 任天堂 | ゲーム依存 | ヒット依存 |
| ディズニー | 巨大IP | 固定費重い |
選好理由
✔ 軽量高収益モデル
✔ 世界的人気IP
✔ EPS成長加速
▶ ポイント
- 「ディフェンシブ×成長」の希少性
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成長ドライバーと時代背景
市場環境
- 世界的IP消費拡大
- アジア中間層増加
- 円安=海外利益押上げ
追い風
✔ キャラクター経済圏拡張
✔ グローバルブランド戦略
▶ ポイント
- マクロ環境と収益モデルが一致
バリュエーション評価
| 指標 | 水準 |
|---|---|
| PER | 25倍前後 |
| PBR | 10倍超 |
| EV/EBITDA | 高水準 |
評価
- 割安ではない
- だがEPS成長で相対正当化
▶ ポイント
- 問題は割高かではなく成長持続性
アナリスト評価
- 目標株価平均:約7,600円
- 強気派:利益率上昇継続
- 弱気派:過熱反動警戒
▶ ポイント
- コンセンサスは依然上方向
主要リスク
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 過熱反動 | 急騰後調整 |
| 為替反転 | 円高 |
| IP人気循環 | 流行変動 |
▶ ポイント
- 最大リスク=需給崩壊
3〜5年シナリオ
強気
- 売上2,500億円/EPS300円
- 株価9,000〜11,000円
中立
- 売上2,100億円/EPS250円
- 株価7,000〜8,500円
弱気
- 成長鈍化
- 株価5,000〜6,000円
▶ ポイント
- 市場は中立〜強気を織り込み中
長期投資家としての結論
スタンス:強気寄り
理由
✔ EPS成長トレンド
✔ 高収益IPモデル
✔ 財務健全
✔ 海外拡大余地
向く投資家
- 成長志向型
- 中期ホールド可能層
短期トレード視点(1〜3ヶ月)
✔ ボラ高
✔ 押し目狙い
✔ 出来高減少=警戒シグナル
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具体的投資戦略(ミドルリスク)
- 押し目:5,200〜5,400円
- 利確:6,500円/7,200円
- 撤退:5,000円割れ
総合評価
総合評価:8.7 / 10
評価理由
- 業績モメンタム極めて強い
- 利益率改善が異次元
- 財務健全
- グローバルIP需要追い風
- 需給良好
- テーマ性継続
- EPS成長持続期待
- バリュエーションは高水準
- 過熱警戒必要
- 中長期で魅力維持
フェーズ評価
「テーマ株」→ 「構造成長株へ再格付け移行期」
免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任で行ってください。本記事にはアフィリエイト広告が含まれる場合があります。




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